ブログ・麩と麩

竹の成長痛

自己責任論について

トイレで用を足しながらいつも思うのだが、今やっているこれは排泄で、ということはもうすぐ流れて私と永遠の別れを演じることになるあいつらはさっきまで私の中にあったということで、なんて押しつけがましい行為だろう。汚く、臭く、クソの役にも立たないものを、自分で所持していたくないからといって外に出してしまう。自己責任という言葉から最も遠いところに位置している行為だ。それでは、排泄における自己責任とはなんなのか。究極的には出さないというのが一番だが、たぶんそういうわけにもいかないので、食べてみるというのはどうだろう。出したらすぐに食べる。循環である。

しかし、ホカホカのうんこやおしっこを、がんばって出したそばから口に運ぶというのは、率直に言って嫌だ。努力が報われない。

先ほど私は、責任を取るためには排泄物を食べなければならないと主張したが、ここで考えたいのがはたして排泄物は「自己」の範囲に入るのかということだ。顔を殴られたら痛いし、何か大切にしているものを傷つけられたら辛い。それでは、うんこはどうだろう?

排泄を完了してレバーを引く直前、悪しき輩がトイレに突然侵入し、あなたのうんこに刃を突き立てたとする。あなたはまるで自分が刺されたかのように苦しんだり、悲しみを覚えたりするだろうか。

もちろん私の予想の域を出ないので気を悪くしないで欲しいのだが、おそらくあなたはすぐさま通報するか、犯人に聞くだろう、「どうやって入ったんですか?」と。

つまり、うんこは「自己」ではない。

ということは!我々はうんこに対する責任を、負う必要が全くないという事である。

危ないところだった...

ただ暮らす日々から逃れるため、何かに「熱中」しよう!

今年の四月、大学に入学しました。

とはいえ、サークルにも入らず、没頭できるものもなく、なんとなくバイトをしているといつのまにか日々が過ぎていきます。

 

つまらない食事「いくら私でもあなたの生活ほどつまらなくはないと思うと、安心できますね」

あっ!つまらない食事のアイデンティティの拠り所にされた!

 

嫌だ.........

悔しい.........…

何かに熱中して、この暗澹とした日々から抜け出したい…

 

よっしゃ。何かに熱中しよう。

 

 

周りを見渡すと、ちょうど手ごろなところに「カスタネットの青い方」がありました。

 

私は思いました。

 

これだ。

これに熱中しよう。

 

~熱中開始~

 

熱中、と聞くと「寝食を忘れる」という言葉が思い浮かぶように、熱中と食事は切っても切れない関係にあります。

ということで、まずは「カスタネットの青い方」を使って食事をします。

 

味ぽんを用意します。

 

※洗浄・消毒の上使用しています

ドボツッ....

 

ジャっ

 

ソッ....

 

お見苦しい画像です

ゾギっ.........

 

おいしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

カスタネットの青い方」を刺身皿として使用することで、ただでさえ美味しいかつおたたき造りがも~っとおいしくなりました!

 

刺身のツマ

ツマを見ていると、あぜ道を歩いてふと田んぼの方を振り返ったら、田んぼの上にこういう生き物が浮いていたという無い記憶がよみがえってきますね。

 

「新しい使い道を考える」というのは、熱中の一つの方向としてかなりアリではないでしょうか。良い感じに熱中できています。

 

新人Vtuber・かなりアリ

 

 

熱中エネルギーの変換先として、それを作るという方向もあります。

ということで次は「カスタネットの青い方」を作ってみます!!!

 

 

用意するのはこちら!紙粘土と青い絵の具!

 

二等辺三角形

作ったものがこちら!上が本物、左が最初に作ったもの、右が二つ目です。

はっきりと上達の跡がありますね。努力の楽しさ!

 

 

じっと見ていると可愛く見えてきました。本来紐を通すためのものである二つの穴が、ちょうど目に見えます。

 

ガッ

 

 

あっ!!!!!!!!!

 

そんな…

帰ってきてくれ、カスタネットの青い方の偽物.........

 

あれ?

カスタネットの青い方の偽物から何か出てきた…

これ…

ドラえもんの口のアンチ」だ…

~しいたけ~

 

 

ブツッ…

がめ煮に入れよう♪

 

 

 

次はどういう熱中をやろうかな♪

.........

う~ん…

 

あ~…なんか、あれだな…

もう「カスタネットの青い方」への熱量が一切無くなったというか…飽きたな…ちょうど、今…

 

思い出たち(スペースが余ったので「野生が出過ぎているドラえもん」を置いています)

 

ということで、カスタネットの青い方にしばらく熱中することで、暗澹たる日々から少しの間抜け出せました。

この思い出を胸にこれから生きていきます。ありがとう、カスタネットの青い方。

ですがあと五か月はカスタネットの青い方を見なくても大丈夫だなというくらいにチョッキンチョキンに飽きてしまったので終わりです。

 

初音ミクを発掘するぞ!の日

 

初音ミクさんを出土する工程】

初音ミクさんを現世に降臨させる

初音ミクさんの型をとる

初音ミクさんの型を使って、初音ミクさんの化石を作る

④埋めて掘る

初音ミクの出土

 

 

 

やるぞ!

 

 

初音ミクの降臨

 

初音ミクさんは実際にはほぼ居ないも同然なので、もし私たちが初音ミクさんの姿を見たいと思ったら想像でこねくりこねくりしていくしかありません。

今回は紙粘土を使います!

 

 

 

 

 

使いました! 

「こんにちは」

 

 

初音ミクです」

 

本物の初音ミクさんだ…!私、ミクさんのファンです!

「ありがとう」

ちなみにずっと聞いてみたかったんですけど、内蔵の色って何色ですか?

 

「水色ですね」

 

 

 

初音ミクさんの型を取る

初音ミクさんがいらっしゃったので、初音ミクさんの型を取ります。

 

温めると柔らかくなるプラスチックを使います。

初音ミクさんが呼吸してなくて本当に良かった…

 

型がバッタの可食部くらい小さいので全身を包めません。ハプニングです。

 

 

 

ハプニング・スルーで型完成!

日本人形とかよりもこういうのが廊下の奥に浮いてた方が死を感じますねといった見た目になってしまいました。

 

 

 

初音ミクの化石を作る

 

型を使って化石を作ります。

 

これが…

こうで…

 

こうして…

 

 

こうだっ!!!!!!!!

 

またしてもハプニング発生。粘土が思ったよりももろく、持ち上げた瞬間焼いた後の祖母の骨みたいに崩れてしまいました。

 

 

 

首周りにボンドを塗っていると「宝石の国」を思い出します。

え!?!?!?!?ちょっと待って…

このボンド……「本当に体調が悪い時の鼻水」の色してない?

もしくは「コンクリートの上をよくよく見てみるといっつもいる、小さい緑色の虫をつぶしたら出てきた汁」の色じゃない!?

 

 

 

 

④埋めて、発掘する

 

困ってしまいましたが、色はそのままになんとかくっつきました。いよいよ発掘していきます。

 

発掘するにはまずは埋めねばということで、y座標を4ほど下げて庭にやってきました。

家の庭(私有地)です。

 

 

浅い穴を掘りました!

 

さようなら、初音ミクさん。

 

 

目印に枝を立てます。

期せずしてペットの墓みたいになってしまいました。初音ミクさんには本来無いはずの、死という概念を与えることに成功です!

 

埋めたら間を置かずに掘ります。発掘はスピード命。

 

 

初音ミクさんを発掘したことを発表した時のインタビューでの回答の練習をしながらやります。

 

「いや~、びっくりしましたよ。私は大分県に住んでるんでね、庭を掘ったら温泉が湧いてくるんじゃないかってことを思い立ちまして。日曜日には毎週スコップ片手に庭に出てたんです。」

 

 

 

「そしたらまさか出るなんて。温泉じゃなくて、化石がですよ。」

 

「本当にびっくりしました。近所のそういうのに詳しい知り合いに見せたら、『こりゃあ初音ミクの化石だ』って。そんな名前の首長竜がいるんだ、って思ったら、人間だっていうじゃないですか。」

 

 

「それにしても、まさかこんなに話題になるなんて思いませんでしたね。そんなに有名な方なんですか?その初音ミクさんっていうのは。ちょっと生物学には詳しくないんで、わかんなくて…」

 

 

 

 

 

…お気付きでしょうか。

 

私も信じられませんでした。初音ミクさんの化石を発掘しようと思っていたら、初音ミクさんのほかにある物が発掘されてしまったのです。

 

そう、食パンの袋を、止めるやつ…!

 

これ、水色でツインテールで、ほぼ初音ミクですよね…

 

こ、これじゃ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わり

 

 

自分の内蔵の匂い嗅ぎたい

自分の内蔵の匂いを嗅ぎたい。胃と腎臓が臭くて、心臓は意外と匂わないはず。答え合わせをしたい。

なぜ自分のなのかと言うと、他人の汗の匂いは不快だけど自分のはそうでもないように、自分の内蔵の匂いならもしかして癖になることがあるのではと思うから。せっかくなら自分の内蔵の匂いを嗅ぐという一生に一度の体験を、またやりたいと思うほどのいい思い出にしたい。それに、他人の内蔵の匂いを嗅ぐって、なんかめちゃくちゃ失礼じゃない?

ブラックジャックの印象的な話に、自分で自分の手術をする回がある。ああいう感じで、腹を切って背中を丸めれば胃に鼻を近づけられるんじゃないだろうか。どなたか私の腹を切ってください。確かブラックジャックは麻酔無しで切っていたような気がするが、私には絶対に無理なので部分麻酔をしてもらうしかない。

しかしここで問題になってくるのが、果たして私は麻酔して感覚を失った胃のことを自分のだと認識できるのかということだ。

自分のだと認識することさえもできない胃が、はちゃめちゃに臭かったらどうしよう。

 

不安だ。